井上光太郎
目覚めたくない
1/17 – 2/21/2026
Hours: Wednesday – Saturday 12:00-19:00
(日月火祝 休廊)
Closed: Sun – Tues
この度、KOKI ARTSでは井上光太郎の個展「目覚めたくない」を開催いたします。KOKI ARTSで4度目の個展となる本展では、新作ペインティングを展示いたします。
井上が描くのは、光景の中に潜む「暗闇の気配」です。かつて作家自身が孤独の中で対峙したその暗闇は、時に人に寄り添う側面を持ち合わせています。 本展の作品は、日常と非日常の境界が溶け出した夢のような場面を映し出すと同時に、私たちの心を揺さぶる「何か」を露わにしようとしています。
井上光太郎(1982年生まれ)は、2005年に大阪美術専門学校を卒業後、2007年頃から東京で活動。近年の主な展示に、two meet coffee room (東京、2025年)、KOKI ARTS (東京、2021年)、flotsam books (東京、2021年)での個展、WHAT CAFE (東京、2024年)、新宿眼科画廊 (東京、2023年)、KOKI ARTS (東京、2022年)、伊勢丹新宿店アートギャラリー (東京、2021年)でのグループ展など。シェル美術賞展 (2017年)、損保ジャパン美術賞展 FACE 2014 (2014年)に選出。
作家ステートメント
「目覚めたくない」。現実の世界に、とてつもなくしんどくなることがある。特に最近は、それが強い。自分の描く絵を眺めた時に、その世界は耳鳴りだけがノイズのように響く静けさに包まれて、いま居る場所とは切り離された、別の時間が流れている。僕は描き手でありながら、一人の鑑賞者としてその世界をじっと眺める。絵の中の人物たちも、こちらの気配を感じているのがわかる。通じ合っている。朝、布団の中で考える、「目覚めたくない」と。
— 井上光太郎